紀の国の5月半ば

毎年 この季節になると 佐藤春夫の この一節を思いだす。
断片的に出てくる文節も 年齢とともに減っている。
老いは誰にもやって来るから素敵だ。
もちろん老いる事を許されない命もあって、それなりに素晴らしい。
56才の今日を私が生きている事を、先に逝った父母は知らない。
知っていたら、父母の晩年は喜び少なく悲しみに満ちたものになったろうと思う。知らな
いほうが良い事は意外と多いのです。父母を送れた事と、生まれてきた事だけが自慢でき
る親孝行なのです。
佐藤春夫の詩は、ALS鬱?の私が、この時期限定で思いだす鬱々とした詩です。今日は
鬱っぽい子と安定剤のキレについて話しました。私は頭痛が嫌で安定剤を止めていた。ど
うも仕事にならない。今夜は再開しよう!頭痛にはロキソニンがあるし、胃痛には取りあ
えずブスコパンが気持効くし。。ブツブツぶつ。
家事のヘルパーさんが、これ久保田じゃないの?もったいない??と言うので発掘したら
、曼寿の一升瓶が出てきた。しかも古い!!びっくりだ。誰か気付いてあげてよ!