ALS患者の自己決定
て言うか、個々個別の病態を持つALS患者に自己決定を強いるのは、人間風情の分際で如何にも傲慢だと思う。
それは、通りすがりの民に、これまた民が「あなたは、いつまで生きられますか?」と問う事に似ている。果てしなく似ている。
普通の人々は「明日の事なんてわかりません。神様じゃないんでね」と笑い飛ばせるけれど(つまり死は現実の問題ではない)ALSにとって死はチョー現実だ。私のように死線を超えて生きてるモノが、現世を彷徨う人類に示唆を与えてはいかん!が、せっかく生まれてきたんだから安直に死ぬなっ!
ムリに生きる事はない。ムリに死ぬ事はない。